┨____スレ立て依頼所____┠

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927番組の途中ですが名無しです
グアム島付近の海底地名を「スルガ海山」に、ドイツの国際会議で提案


「スルガ海山」の名、世界標準化提案へ グアム海底の山

 グアム島に近い海底にある山を「スルガ海山」と名付けるよう、海上保安庁は21日からドイツで開か
れる海底地形名称をめぐる国際機関の小委員会に提案する。静岡県水産試験場の調査船駿河丸が
東京大海洋研究所と合同で、90年代後半に周辺海域でニホンウナギの幼生の採集に成功し、海底
の地形も調査したことが命名のきっかけだ。

 国際標準の海底地形図は国際水路機関とユネスコの専門委員会が合同で作っている。毎年開か
れる小委員会で各国から提案された地名を論議し、採択されればこの地形図に載る。日本からは海
保海洋情報部の専門家が委員として出席する。

 海保によると、スルガ海山はグアム島の西北西約200キロにあり、水深約1600メートルの海底から
頂上は水深40メートルまでそびえている。米国の排他的経済水域(EEZ)にあるが、海底地名は最初
に調査した国・機関が命名するのが一般的という。

 東大海洋研の塚本勝巳教授らのグループのその後の研究で、ニホンウナギはスルガ海山周辺で産
卵することが特定され、半世紀にわたる産卵場所探しが決着した。孵化(ふか)した幼生は海流で西に
流された後に黒潮に乗って日本に向かい、川や湖で親魚になるという。

 当時名前のなかった海山を駿河丸が調査したことから、塚本教授が「スルガ海山と呼ぼう」と船上で
呼びかけたという。「日本人になじみ深いかば焼きのルーツの地名に、ウナギとつながりが深い静岡県
の地名が付くことは感慨深い」と話す。

http://www.asahi.com/national/update/0621/TKY200606210447.html