非常勤保育士解雇で中野区に１６０万円賠償命令　東京地裁

東京都中野区の区立保育園の一部民間委託に伴い「一方的に契約を打ち切ったのは
解雇権の乱用で無効」として、非常勤保育士だった女性４人が計４００万円の賠償などを
区に求めた訴訟で、東京地裁は８日、１６０万円の支払いを命じた。
中西茂裁判長は判決で「再契約への期待権を侵害した」と述べた。勤務継続の請求は棄却した。

判決によると、原告は１年契約の更新を重ね、それぞれ約１０年間、継続して勤めていた。
しかし、区は０４年２月、区立保育園３２園のうち２園を民間委託するのに合わせ、
３月末で非常勤保育士を廃止すると通知し、原告らを含めて計２８人との契約を打ち切った。

中西裁判長は「契約更新が常態化しており、原告が更新を期待するのはごく自然で、
法的保護に値する」と区の賠償責任を指摘した。一方、「契約の基となる区の要綱が
期間１年と定めている以上、更新を請求する権利は原告にはない」として勤務継続は認めなかった。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060609k0000m040099000c.html

ニューススレが2getされない悲しい現実

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再契約への期待権侵害て