経済発展で音楽市場の成長が見込まれる中国・上海の音楽見本市で、日本レコード協会などが「J−POP」
など日本の最新の音楽を中国の若者に売り込み、新しいビジネスに結びつけようとしています。
中国・上海で26日から始まった音楽の国際見本市には、中国やアメリカなどおよそ80の企業が出展し、
日本からもジェトロ・日本貿易振興機構と日本レコード協会が共同で参加しました。中国では、J−POPと
呼ばれる日本音楽の歌手やグループが、最近、若者の間で人気を集めており、展示ブースではこうした音楽のビデオや
CDの視聴ができるコーナーが設けられています。日本レコード協会の佐藤修会長は「大きな可能性を秘めた市場なので、
今、新しい手を打っているところです」と述べ、若者をターゲットに中国市場でのビジネス拡大に意欲を示しました。
中国では、急速な経済発展で音楽市場の成長が見込まれる一方で、海賊版の横行が深刻な問題となっており、
著作権対策が大きな課題になっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/05/26/k20060526000173.html