【長崎】米の原始空母「エイブラハム・リンカーン」が佐世保に。プロ市民は抗議も住民は関心薄

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米国の原子力空母エイブラハム・リンカーンが25日、長崎県佐世保市の佐世保港に入港した。原子力空母入港は38年間で7回目だが、
最近はほぼ2年に1回と定例化している。背景には、住民の抵抗感を薄れさせる狙いがあるとみられる。労組や平和団体は抗議行動を繰り広げたが、
住民の関心の低さに危機感を募らせる声も聞かれた。
海上保安庁の巡視船が抗議船を空母に近づけなかった=長崎県佐世保港で


 ●中国にらみ

 リンカーンは午前8時すぎに入港し、約1キロ沖でいかりを下ろした。艦上でジョン・グッドウィン空母攻撃群司令官は語った。「ここにいるのは我々の
決意を示すためだ。日本との共同作戦を良い形でできるようにするのも一つだが、それは決意の一部に過ぎない」

 2月に米本国を出港したリンカーンは3月末に韓国沖で米韓合同演習に参加した後、中国沖をなぞるように南下した。軍事評論家の河津幸英氏は
香港に寄港したことに着目し、「中国と信頼醸成を進めつつ、威圧する狙いがある」と指摘する。

 海上自衛隊幹部は佐世保入港の理由について「いつでも使えるよう港内の状況を確認し、地元との関係を築くため、定期的入港は欠かせない」と言う。

http://www.asahi.com/national/update/0525/SEB200605250012.html