2008年北京五輪の野球日本代表監督に前広島監督の
山本浩二氏(59=野球評論家)が有力候補として浮上した。
全日本野球会議・日本代表編成委員会の長船騏郎委員長
(82=全日本アマチュア野球連盟副会長)が接触、打診を行っていたことが23日、分かった。
筆頭候補に掲げたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表監督の
ソフトバンク・王貞治監督(66)の去就、意向が微妙な情勢で、水面下で人選作業に入った。
非公式ながら王監督に固辞された球界は、新たな候補を模索。
阪神前監督、現シニアディレクター(SD)の星野仙一氏(59)らを含めて検討し、
昨年まで広島を率いた山本氏に絞った。一部では王監督からの推薦があったと伝えられる。
91年のセ・リーグ優勝を含め、通算10年の監督経験があり、求心力、人心掌握術に定評
のある山本氏の手腕を高く評価している。
とはいえ、今回の接触・打診は水面下での作業で、スポニチの取材に
長船委員長も山本氏も「そんな話は知らない」とノーコメントとしている。
(一部抜粋)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2006/05/24/01.html