「カタロくじ」と呼ばれる通信販売カタログの会員になるよう持ちかけ、
違法な「ねずみ講」方式で金を集めたとして、通信販売会社「EarthWalker(アースウォーカー)」(大阪市)と
契約を結んだ京都などの大学生ら約三十人が週明けにも、同社などを相手取り、
総額一千万円以上の契約金の返還を求める集団訴訟を京都地裁に起こすことが二十日、わかった。
昨年末の提訴分も含め原告は四十人近くにのぼる見通し。相談件数はすでに三百人に達しており、
全国的な集団訴訟に発展する可能性がでてきた。
(略)
同社の通信販売事業の売り上げは月約二百五十万円しかなく、
収益の大半はオーナー契約金によって成り立っていた。
同社の商法をめぐっては、原告の大学生らが昨年九月、無限連鎖講防止法違反などの罪で
社長ら八人を京都府警に刑事告発しており、府警が内偵捜査を進めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000022-san-soci