OCNバックボーン図の例より
ttp://www.ocn.ne.jp/info/tech/network/ 現状のインフラは見ての通り、東日本基幹網と西日本基幹網をつなぐ一番太い部分で
すら80Gbpsにすぎない。ここに100Mbps常時接続高速通信を謳って数百万世帯を
ぶらさげようとキャンペーンを展開している。
バックボーンがこのレベルで留まっているのに対して、FTTH/DSLのブロードバンドの普及を
急速に進めてしまえば、いっぱいいっぱいになるのはわかりきってた事なわけで・・・。
元々、Webやメールのみの利用であればブロードバンド化を進めても現状のバックボーンで
耐えられるはず・・・・と思っていたところに彗星のように現れた巨大なP2P網。
こいつが常時回線をフルに使った通信を不特定のユーザと行う事で予定が大幅に狂い、事業者が
辟易してる様が容易に推測できる。
FTTHの実効トラフィックを50Mbpsとして、常時最大のスループットを出されると2000人分もさばくと
パソパソ状態。さらに多数の何十何百万というユーザのWeb・メール通信を快適に通す必要がある。
P2Pは悪だだとかユーザ保護の為だとか変な理屈をつけて言い訳をして不透明な規制を行うのではなく、
現状では1日●●以内の通信にしてください。お願いします。といってユーザと利用量の妥協点をはかる努力をしたり
ユーザの利用形態に応じて複数の料金プランを用意して利益と加入者増加数と設備投資量の
公正化をはかりながら、バックボーン網の整備を進めていくべきじゃないか。
ベストエフォート・安価・最高100Mbps!無料キャンペーンなどというノボリはすぐに引っ込めて
適正なサービス・料金体系を実現できるよう見直しを行ってもらいたい。
日本のブロードバンド化の進展に伴うトラフィックの急増について
ttp://www.randdmanagement.com/c_net/ne_075.htm