・東京弁護士会に所属する小倉秀夫さんのブログに寄せられるコメントの数は多い時でも
日に20前後だった。それが昨年2月初め、10倍近くに急増した。
普段はIT関連について考えを掲載している。そこに他人のブログをしつこく投稿する行為を
いさめる意見を載せた。その直後のことだった。
コメントの大半は批判だ。名前欄は匿名だった。
回答しないと「このまま逃げたらあなたの信頼性はゼロになりますよ」
反論すれば、再反論が殺到した。
議論の場から離れることを許さない「ネット右翼」だ。
数年前からネット上で使われ出した言葉だ。
自分と相いれない考えに、投稿や書き込みを繰り返す人々を指す。
右翼的な考えに基づく意見がほとんどなので、そう呼ばれるようになった。
このブログを毎夜見つめる男性が東京の下町にいた。
自分でもブログを持ち「炎上観察記・弁護士編」と題するコーナーを設けている。
30代半ば。かつては小説を出版したこともあるが、いまは無職。両親と同居し
昼夜逆転の生活。
男性のブログは、匿名掲示板や軍事をテーマにしたサイトともつながる。
「朝日新聞を筆頭に既存メディアの報道に感じる違和感を消化するため、僕は
僕なりの考えで調べ、主張する」 (抜粋)
※ソースは朝日新聞(5月5日付、ニュー速+:ばぐ太記者の書き起こし)
※有志によるキャプチャ画像:
http://up2.viploader.net/pic/src/viploader152958.jpg (見られない場合はご容赦を)
※参考:
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1146839757/