手の指や甲に付けたセンサーで磁場の変化を読み取ることで、
手や指の動きをほぼ完全に再現し動画化できる装置を秋田大工学資源学部の吉村昇教授(62)と
水戸部一孝講師(38)らの研究グループがこのほど開発した。装置は0.0038ミリの動き、
0.0012度の角度の違いまで測定でき「世界最高の精度」としている。
近く、秋田大医学部の医師をモデルに解剖実習時の指の動きを測定。実際の手術では立ち会える人数が限られ、
指のこまやかな動きまで確認できないことから、パソコンで動画処理した画像を医学生に見せ、教育に役立てたい考え。
新装置は、手首に付けた送信機から磁場を発生させ、各指3カ所ずつと手の甲1カ所の
計16カ所に付けたセンサー(約1センチ四方、重さ約2グラム)が受信。
直径約2ミリのコードで位置情報などがパソコンに送られ記録、画面上でさまざまな角度から動きを再現できるという。
研究グループは手や指の動きに特徴がある国指定重要無形民俗文化財の
西馬音内盆踊り(秋田県羽後町)も記録し、踊りの学習、継承に活用する。
ソース
ttp://www.sankei.co.jp/news/060503/sha004.htm 依頼
http://live22x.2ch.net/test/read.cgi/news/1146561239/314