民主党の赤松広隆副代表が代表を務める同党愛知県第5区総支部が平成14年から3年間、
計6社の外国企業から255万円にのぼる寄付を受け取っていたことが26日、分かった。
政治資金規正法に違反していた疑いがある。
赤松氏は、先の代表選で小沢氏支持を鮮明にし、「小沢代表」の流れを作っており、
小沢執行部に冷や水を浴びせる事態になりそうだ。
献金の事実は、赤松氏が25日、会見し、公表した。
赤松氏によると、3月中旬、外部から党本部を通じて外国企業からの献金疑惑を指摘され、調査したところ、
同市内の株式会社や有限会社から献金を受けてきたことがわかったという。
受領額は1社あたり年10−20万円で、政治資金収支報告書に記載していた。
同支部は受け取った寄付金を今月18日までに返却し、会計責任者を3月31日付で解雇した。
赤松氏は「自分がすべてを把握すべきだった。
当時の会計責任者を解任し、疑わしいところからの寄付はすべて返した」と述べた。
だが、外国企業名や国名については明らかにしていない。
赤松氏は以前から、一部で北朝鮮系の金融機関と取引のある企業との関係を指摘されていた。
赤松氏は旧社民グループで、先の代表選では、小沢氏が出馬表明する前に小沢氏支持を表明し、
他のグループも巻き込んだ小沢支持の流れを作った。
「仮に北系企業からの献金だった場合、勢いに乗る小沢執行部に冷や水を浴びせかねない」(関係者)。
地元の赤松事務所は26日、「会計責任者と連絡が取れない。詳しいことは分からない」と話している。
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