朝日 「この時期を狙いすましたように日本政府が・・・」

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1文五右衛門 ◆NtjiOuPPyo

6者協議 北に吹く冷たい風

 東京がここ数日間、国際外交の舞台としてにわかに脚光を集めた。米国の大学などが催す
学術会議を機に、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議の各国代表らがそろったからだ。
 北京を舞台にしてきた6者協議は、昨年11月を最後に中断したままである。今回の東京会
合で再開への手がかりがつかめないか。そんな期待を込めて各国はさまざまな接触を続けた。
だが、肝心の北朝鮮と米国との直接対話は実現せず、不調に終わった。
米国は、中国・マカオにある銀行が北朝鮮製と見られる偽ドル札の資金洗浄などに使われて
いるとして、この銀行と米国の銀行との取引を停止した。その結果、銀行にある北朝鮮関連の
口座は凍結された。
 北朝鮮は金融制裁だと反発し、停止措置を解除しない限り6者協議に戻らないと言い続けて
いる。米国は、取引停止は違法行為に対する純粋な行政措置であって、交渉ごとではないとの
立場だ。
 東京でも米国の姿勢は固く、溝は埋まらなかった。「せっかくの機会だから」と、米国との対話
に前向きな姿勢を見せていた北朝鮮代表の金桂寛外務次官は、さぞかし戸惑ったに違いない。

 おまけに、この時期を狙いすましたように日本政府は、拉致被害者の横田めぐみさんの夫とさ
れる人物がやはり拉致された韓国人の可能性が高い、とするDNA鑑定の結果を発表した。

(中略)

 米国にも注文したい。6者協議の場も含め、北朝鮮との直接対話に積極的であってほしい。イラ
クの混乱やイランの核危機が深まっても、北朝鮮問題の深刻さは薄まるものではないからだ。
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