12日付のロシア紙イズベスチヤは、人類初の宇宙飛行を行った旧ソ連の
ガガーリン宇宙飛行士らが、「ソ連宇宙開発の父」と呼ばれたセルゲイ・
コロリョフ技師の遺骨の一部を月に埋葬することをひそかに計画していたが
実現しなかったと伝えた。
世界初の宇宙遊泳に成功したロシアのアレクセイ・レオノフ宇宙飛行士が
同紙のインタビューで明らかにした。
レオノフ氏によると、1966年にコロリョフ技師が急死した際、ガガーリン
飛行士は火葬された同技師の遺骨の一部をもらい受け、カプセルに入れて
保管した。
国家の正式な許可を得るのは難しいと考えた同飛行士らは、最初に月に
行く者が遺骨を持参し、月旅行を夢見ていた同技師の骨を埋葬しようと話し
合っていた。ガガーリン飛行士は68年に事故で死亡、ソ連の月面着陸計画は
米国に大きく後れを取って中止され、計画は実現しなかった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060412-00000246-kyodo-int