郵政公社、国際物流参入決まる・貨物便運航会社へ出資
郵政民営化の作業を監視する政府の郵政民営化委員会は12日の会合で、
全日本空輸が設立した国際貨物便の運航会社に日本郵政公社が出資する
ことを認めることで一致した。今後、郵政公社は総務相の認可を経て月内にも
出資し、8月に業務を始める。郵政公社にとって初めての国際物流事業が動き
出す。
会合後に記者会見した民営化委の田中直毅委員長(21世紀政策研究所
理事長)は「今回の出資には、同じ事業を手掛ける他の民間企業から特段の
意見がないと聞いている」と述べ、民間企業の市場を不当に圧迫するおそれは
小さいと判断したと説明した。
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http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060412AT3S1201312042006.html