拉致被害者と家族の支援組織「救う会」が、韓国在住の脱北者が北朝鮮向けに
国際社会の動きや金正日政権の問題点などを放送しているラジオ「自由北朝鮮放送」の
支援に乗り出すことが8日、分かった。12日に支援日本委員会を設置し、救う会の
西岡力副会長が委員長に就任する。家族会の横田滋代表、増元照明事務局長らも
顧問や理事に加わり、拉致被害者救出活動の一環としてカンパなどを呼びかけていく。
自由北朝鮮放送は、昨年12月に短波放送を開始。北朝鮮当局はその直後から
妨害電波を発したが、米国のNGO(非政府組織)などから資金援助を受けて、別の
周波数に変えるなどして放送を継続。6月からは中波による放送も始める予定で、
短波・中波の両方で同じ内容を毎日1時間流すことになる。
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http://www.sankei.co.jp/news/060409/sha007.htm