佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長は8日夜、都内のホテルで、来日中の
金桂寛(キム・ケグァン)・北朝鮮外務次官と約2時間会談した。
佐々江局長は、日本人拉致問題の早期解決を強く求めたほか、北朝鮮の核問題を
めぐる6か国協議の早期再開に応じるよう促した。
これに対し、金次官は拉致問題では前向きな回答を示さず、6か国協議についても、
「米国が金融制裁を解除しない限り応じられない」とする従来の見解を繰り返したと
見られる。佐々江局長は会談後、記者団に、「拉致問題や6か国協議に関する双方の
原則的な立場を述べ合った」と説明した。
続き
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-00000114-yom-pol