Intel,次世代CPUConroeのパフォーマンスを公表3DゲームでPenDの1.7倍速

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1依頼@代行記者φ ★
■Quake 4で1.5倍,F.E.A.R.で1.7倍!?Pentium Dより圧倒的に高速なConroe

Pentiumの登場以降,新しいCPUが登場するたびに性能は向上してきたが,1命令当たりの消費電力も増大してきた。
では,初代Pentium並みの消費電力を保ち,増大させることなく性能を向上させるにはどうしたらいいのか。
この消費電力の増大問題に対する解決策がマルチコア化であり,シングルコアCPUとほぼ同じ消費電力で,最大73%も性能を向上させられる。
実際,消費電力当たりの性能に注力されたPentium MやCore Duoは,Pentium 4と同等の性能を実現しつつ,1命令当たりの消費電力はどんどん下がっている。
そして、Intelは2006年後半に,「インテル Coreマイクロアーキテクチャー」と呼ばれる新しいマイクロアーキテクチャを採用したCPUを出荷する予定だ。
Coreマイクロアーキテクチャーは,Core Duoよりも消費電力あたりの性能をさらに高めるよう設計されてある。
とにかく衝撃的なのは,Pentium D 950/3.40GHzのシステムと,Conroe/2.67GHz(L2キャッシュ4MB,FSB 1066MHz)を比較したとされるパフォーマンスだ。
今回の発表内容を見る限り,Conroeには期待してよさそうである。
パフォーマンスが向上するだけでなく,消費電力は低下するので,静音化にも貢献できるはず。ゲーマーにとって,見逃せないCPUが登場しそうだ。

http://www.4gamer.net/news/history/2006.04/20060406232305detail.html