日航:整備士OBを再雇用 若手と組み技術伝承
日本航空(JAL)は60歳で定年退職する整備士OBらの再雇用制度を、
新経営陣が発足する6月以降、本格的に導入する方針を明らかにした。
OBと若手整備士の2人で整備作業に従事させ、ベテランの技術を伝承
するとともに整備ミスを防ぐ体制を築く。運航トラブルや、グループ役員が
代表取締役3人の退陣を求めた内紛で揺れるJALは早期に安全対策を
確立させ、利用者の信頼を取り戻したい考えだ。
JALでは3月下旬、整備士がMD87型機の点検期限を見過ごした上、
問題発覚後も手抜き検査で済ませて再運航していたことが発覚。国土交通省に
今月5日提出した再発防止策では、重要な整備については複数人数での作業を
徹底させる方針を盛り込んだ。
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http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20060409k0000m020103000c.html