ATM手数料値下げへ 現金振り込み限度額200万円超→10万円までに制限決定・金融庁
ATMでの現金振り込み、10万円までに制限・金融庁
金融庁は2007年1月にも金融機関での振り込みについて、本人確認手続きを義務づける下限を現行の
「200万円超」から「10万円超」に引き下げる。ATMでキャッシュカードなどを使わずに現金を振り込む場合は、
本人確認ができないため、10万円を超える取引は受け付けない。テロ組織への資金流出などを防ぐ狙いだが、
金融機関が手数料の引き下げなど顧客サービスの改善を迫られる可能性も出てきた。
ATMに比べて銀行窓口での振込手数料は高い。窓口が一段と混雑する恐れもあり、
利用者の反発が予想される。金融庁は金融機関に、利用者に不利益が生じないよう対策を促す構えだ。
各金融機関は手数料の引き下げなどを模索するとみられる。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060404AT2C2901103042006.html