欧州連合(EU)は30日、イスラム原理主義組織・ハマスが主導するパレスチナ自治政府の新内閣に対し、
国連などと共同声明を出し、同内閣の中東和平に否定的な姿勢を強く非難した。EUなどはハマスが主張を
変えない場合、自治政府への援助削減の可能性を示唆している。
EU、米、ロシア、国連による中東和平仲介グループの声明で、4者は1月に自治政府に求めた▽イスラエルの
承認▽中東和平プロセスの推進▽武力の否定−−などの原則を、ハマスが十分に配慮していないと言明。生活
物資などへのパレスチナ市民への援助は続けるものの、このままでは新政府への直接援助に「大きな影響が出る
だろう」と指摘した。
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/news/20060331k0000e030022000c.html