【真紅様】 ローゼンメイデン PS2用ゲーム 4月20日(木)発売予定

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164番組の途中ですが名無しです
最近翠星石が指輪してないのに気付いた。
俺「翠星石、最近俺があげた指輪してないよね。お菓子作るときとか邪魔?」
翠星石「え?あぁー・・・えぇとですね・・・そのー・・・。・・・あの・・・実は・・・」
金糸雀「なんのおはなしー?」
翠星石「・・・き、きゃあああああああああ!!!み、み、見知らぬお人形が家の中にいやがるですぅ!
     どろぼーです不法侵入ですぅ!ヤ、ヤスヒロ!ぼさっとしてないでとっ捕まえて縛り上げるですー!」
金糸雀「ちょ、ちょっと!ごご、誤解かしら翠星石!わたしよ、金糸雀よ!か・な・り・あ!ね?ね?思い出してくれたかしら?」
翠星石「か、金糸雀?そういえばそんなのもいたようないないような・・・で、その金板が何でこの家にいやがるですか!」
金糸雀「かないたじゃなくてかなりあー!何度も言わせないでほしいかしらー!」
俺「金糸雀は前にも翠星石が出かけてるときに家に来たんだよ。話してなかったっけ?」
翠星石「聞いてねーですよ!というか誰でも彼でも簡単に家に上げるなです」
金糸雀「ところでさっき言ってた指輪がどうとか、何のお話だったのかしら?」
翠星石「お前には関係ないで・・・。・・・でもこのさい金糸雀でも・・・。
     金糸雀、ちょっとこっち来るです。ヤスヒロはそこで待ってるですよ」
俺「? ああ・・・」
金糸雀「いいけど・・・なにかしら」
翠星石「実は・・・」ゴニョゴニョ
金糸雀「ふんふん・・・ええええぇぇぇええ!!!???プレゼントに貰った指輪をなくしたー!?」
翠星石「ば、馬鹿!声が大きいです!」
俺「えええええぇぇぇえええ!!!!!????指輪なくしたの翠星石!!?」
翠星石「ああ聞こえやがったですー!」
俺「な、なくしたっていつよ!?」
翠星石「え、えと・・・つい最近です。どこかにしまおうとしたとこまでは覚えてるですけど・・・」
俺「そう・・・。で、金糸雀に探すの手伝ってもらおうとしたわけ?」
翠星石「そうです・・・。ヤスヒロに気付かれる前に探そうとしたですのにこのおばか人形が・・・」
金糸雀「だ、だって仕方ないかしら!プレゼントなくしたなんてひどいこと聞いたら誰だって驚くかしら!」
俺「まあまあ・・・。・・・じゃあ俺も探すよ。金糸雀、悪いけど、たまごプリンあげるから手伝ってくれない?」
165番組の途中ですが名無しです:2006/03/27(月) 20:58:37.59 ID:c7WMlygd0 BE:163363853-#
金糸雀「むっふっふ。言われなくてもそのつもりかしら!このローゼンメイデン1の探索力を誇る
     知的探偵アンビリバボーな金糸雀に任せておけば、指輪の一つや二つ見つけるぐらいブレックファースト前かしら!」
翠星石「まったくアテにしてないですけど頼むですよ」


俺「んー、ずいぶん探してるけど見つからないなあ。物置きとか引き出しとか全部ひっくり返したんだけど・・・。金糸雀、あった?」
金糸雀「・・・ううん、玄関の近く探したけれど見つからなかったかしら」
翠星石「キッチンと2階の部屋探したですけど見つからなかったです」
俺「・・・これだけ探しても見つからないって、もしかして外で落としたんじゃ・・・」
翠星石「そ、そんなドジしないですよ!外に出かけるときはなくさないように部屋に置いてたです!」
俺「ふ〜ん・・・。じゃあ外に落としたってことはないか・・・」
金糸雀「この金糸雀の探索力を持ってしても見つからないなんて・・・。
     知的探偵の名折れかしら・・・。あ、そろそろ帰る仕度しないと・・・」
俺「もうそんな時間か。指輪探すのに突き合わせてごめんな。冷蔵庫に最後の一個のたまごプリンあるから、それ取って食べてって」
金糸雀「そ、そう?見つけてないのに貰うのは気が引けるけど・・・。貰えるものは遠慮なくいただこうかしら」
翠星石「・・・たまごプリン・・・。・・・?」
金糸雀「探し物はなにかしら〜♪見つけにくいものかしら〜♪タンスの中も♪冷蔵庫の中も♪
     探したけれど見つからぅわらああああぁぁあああ!!?」
俺「い!?な、なに?」
金糸雀「こ、こ、こ、これ!ダチョウの殻に包まれたスーパービッグサイズ!も、もしかして超幻のダチョウのたまごプリンかしら!!?」
166番組の途中ですが名無しです:2006/03/27(月) 20:58:50.44 ID:c7WMlygd0 BE:697018188-#
俺「あ、ああ、それね。翠星石にたまごプリンまとめ買いさせられたときに応募した抽選で当たったんだよ」
金糸雀「こ、こんな貴重なものいただいていいのかしら!?」
俺「ああいいよ」
金糸雀「こ、こんな日が来るなんて・・・。い、いただきまーす!かしらー!
     ・・・・・・・えええええええええ!!??」
俺「い!?こ、今度はなによ?」
金糸雀「か、からっぽ・・・」
俺「からっぽ?」
翠星石「! あー!思い出したです!誰かに盗られたりしちゃいけないってことでたまごプリンの殻の中に指輪隠したんですよ!」
俺「え・・・あ、ホントだ!指輪あった!というかこのでっかいの一人で食べたのか・・・」
翠星石「隠したところを忘れるなんて大失態でしたぁ」
俺「こんなとこに隠すなよ・・・。・・・はい、もうなくすなよ」
翠星石「面目ないです・・・。じゃあもうなくさないように普通に部屋に置いとくです」
俺「・・・なあ、翠星石。指輪を絶対になくさない方法って知ってるか?」
翠星石「え?」
俺「指輪ってのはな、外すからなくすんだよ。つけたままだとなくすことなんかないだろ?
  ずっとつけといてくれたら、その、お、俺だって嬉しいし・・・」
翠星石「ヤスヒロ・・・」
俺「翠星石・・・」
金糸雀「たまごプリン・・・」

だって。
金糸雀は結局たまごプリン食べれなくてがっくり肩落としてて悪いことしたなあ。
でも翠星石がこれからはずっと指輪つけとくって言ってくれて嬉しかったよ!
冷蔵庫に隠してなくしちゃう寸前だったけど、それだけ大切にしてくれてるって裏返しだもんね!俺は幸せ者だなあ!\(^o^)/