通信簿と成績一覧紛失 麻生署に盗難届 1年生1クラス28人分
(東京新聞 2006/3/21)
川崎市教育委員会は二十日、市立百合丘小学校で、事務室ロッカーに保管してあった一年生
一クラス二十八人分の通信簿と成績一覧表がなくなったと発表した。
同校は十五日に麻生署に遺失物届を出していたが二十日、盗難届を出し直した。
市教委によると、九日に担任の四十代女性教諭が、三学期の成績をつけようとロッカーを開けたら、
通信簿がなくなっていたという。
市教委に対し、女性教諭は「通信簿は冬休み明けに児童から回収し、一月下旬にロッカーに収め、
その後出し入れしていない。心当たりはない」と話しているという。
市教委によると、同校では通信簿を保管するロッカーは施錠され、開閉時は教頭か教務主任の
立ち会いが必要だったが、「必ずというわけではなかった」(市教委)という。
鍵は教頭と教務主任の机の引き出しにあり、一言断ってから鍵を借りる決まりだったが、
引き出し自体に鍵はなかったという。
通信簿は同じロッカーに同校の全学年十七学級分が、クラスごと封筒に分けて保管されていた。
今回は、この一クラス分だけがなくなり、封筒のみが残っていたという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060321/lcl_____kgw_____003.shtml