大阪市、「市政の透明性」で外部委員報酬を公表へ

　大阪市、「市政の透明性」で外部委員報酬を公表へ
　（読売新聞 2006/3/21）

大阪市の関淳一市長は２０日の市議会財政総務委員会で、市政改革本部などの外部委員に支給する
報酬額を新年度から公表する考えを示した。

市は、本部員の上山信一・慶応大教授への報酬額を公表したことについて、１６日の同委員会では
「本人の事前同意を得ておらず、市の個人情報保護条例に違反する」と謝罪したが、関市長は一転、
「市政運営の透明性を一層高めたい」と述べ、事前同意なしでの原則公表を打ち出した。

市は、外部委員の日当と支払い対象の日数を別々に公開。その総額である報酬額はこれまでも事実上、
公になっていた。
関市長は２０日の同委員会で「（報酬額を）公開しても、委員の権利や利益を不当に侵害する恐れはない」と答弁。
上山教授も同日夜、会見し「情報公開の観点から公表に問題はない」と理解を示した。

外部委員の報酬については、他の政令市の多くが「事前同意を必要としない、公開すべき情報」とする一方、
国の各省庁は「所得にあたり公にすることで個人の権利や利益を害する恐れがある」と「非公開」としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000201-yom-pol

>市は、本部員の上山信一・慶応大教授への報酬額を公表したことについて、１６日の同委員会では

みなみたんに公表されたい！