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【北九州・黒崎】 コムシティに ” 数値目標 ” 【副都心/地下街】

【西日本】 コムシティ「月末までに再生計画案を」破産管財人買い取り意向企業に要請
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/kitakyu.html

運営する第三セクターが自己破産した複合商業施設「コムシティ」（八幡西区黒崎）について、破産管財
人が施設買収の意向を持つ企業数社に対し、三月末までに再生計画案を提案するよう求めていること
が二十日、分かった。管財人は提案内容を審査し、売却先を決める方針だが「内容が不十分であれば、
北九州市をはじめ公的機関に買い取ってもらうよう打診することもありうる」としている。
（中略）
管財人は「これまで商業施設としての再建を目指してきているが、いつまでも待つことはできない。計画
案の内容次第では公共施設としての再生も考えないといけない」としている。
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【解説】 北九州市の副都心計画を左右する重要な事案

黒崎地区は北九州市の 「 都市再開発の実験場 」 としての役割があって、黒崎でつまづくと先へ進めな
いと言った背景がある。コンパクトな街区はその効果を計るにはちょうどよい規模。地下街の計画も可能
で、規模が小さいのでリスクも少ないと言うメリットもある。

よく知られた再開発の成功例としては、市内初のペデストリアンデッキが挙げられ、のちに小倉駅や戸畑
駅の再開発に活かされた経緯もある。

コムシティの再生案としては、高度な産業技術習得による人材の育成を主体とした職業訓練施設の入居
案、八幡西区役所の移転入居案、近年では黒崎井筒屋・メイト（専門店街）のコムシティへの移転入居案
などなど…官民識者各方面から素案が出ている。