昨年の衆院選で初当選した自民党新人の親睦(しんぼく)団体「83(ハチサン)会」は17日、
政治資金団体「83会」の設立を総務省に届け出た。同会メンバーを紹介する著書の
出版記念パーティーを開催するためだが、党内には「総裁選に向け小泉チルドレンが
派閥化を強めるのではないか」(中堅)との警戒感もある。
83会は、メンバー議員のプロフィルや政策などを盛り込んだ「ubudas(うぶだす)」を
3月31日に発売。一部議員を除き知名度が低いことが悩みの種で、
4月25日に出版記念パーティーを開きアピールすることにした。
政治資金規正法では政治資金パーティーは政治資金団体によって開催しなければいけないと
規定されており、代表者を「83会」会長の土屋正忠氏、会計責任者を公認会計士の資格を持つ
広津素子氏として届け出た。
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