住民負担は平均2000万円になります―偽装マンション建て替え試算で
国土交通省は15日、耐震強度が偽装され、震度5強で倒壊の恐れがある分譲マンションの
建て替え費用について、床面積100平方メートルの場合、住民負担分は約2000万円になるとの
試算をまとめた。
1月に国交省が提示した素案では約2750万円だったが、自治体やマンション居住者から「住民
負担額を引き下げてほしい」との要望が続出。川崎市のマンション「グランドステージ溝の口」は
民間業者を活用し、国の案より住民負担を1000万円程度軽くした再建計画をまとめている。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060315AT1G1502615032006.html