「〜だわ」みたいな言葉遣いする女ってどこいるの?

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318番組の途中ですが名無しです
「〜だわ」という言葉遣いといえば前にこんなことがあった。
翠星石「ヤスヒロ!ちんたら動いてねーでさっさと料理運びやがれです!」
俺「ちゃんと運んでるって。これで最後だよ」
真紅「ごくろうさま。あら、美味しそうね」
翠星石「やーっと運び終わりやがったですね。それじゃ、いただきまーす!ですぅ」
俺「いただきまーす」
翠星石「まーったく。ヤスヒロが亀みたいにちんたらノロノロ歩いてやがるから料理が冷めちまったですよ。
     もっとテキパキ動きやがれですぅ」
真紅「・・・翠星石、あなたに前々から言いたい事があったのだけれど」
翠星石「なんです?」
真紅「あなた、気高い薔薇乙女にしては言葉遣いが少々乱暴ではないかしら?もう少し上品な言葉遣いが出来ないの?」
翠星石「な、なにを言うですか真紅!この高貴オーラほとばしる翠星石に向かって!こんなお上品な人形他にいないですよ!」
真紅「あら、本当のことを言ったまでだわ。真に上品な乙女はあなたのように無駄に声を張り上げたりしないものよ」
翠星石「きぃ〜〜〜〜!い、言いやがったですね真紅!
     ちょっとヤスヒロ!お前翠星石が馬鹿にされてるのになに黙りこくってやがるですか!
     翠星石のありのままのお上品さを真紅に教えてやるです!」
俺「いや俺も真紅の言うとおりだと思うけど・・・。もうちょっと綺麗な言葉遣いしたほうがいいよ」
翠星石「ヤ、ヤスヒロまで・・・。お前翠星石のミーディアムのくせにあっさり裏切るなですー!」
俺「そうは言っても本当に思ったことだし・・・。それにやっぱ女の子は丁寧な言葉遣いしてるほうが可愛いよ」
翠星石「え・・・。・・・そ、そこまで言うなら、ちょっと考えてみようかなーなんて思ったり思わなかったり・・・」
真紅「あなたに直す気があるならば、わたしが教えてあげてもいいけれど。どうするの?」
俺「おー、直してもらえよ」
翠星石「そ、そうですね。あまり乗り気じゃないですけどヤスヒロがそこまで言うなら・・・。」
真紅「決まりね。それでは翠星石、こちらへ。
    それではヤスヒロ、この真紅が翠星石を一人前のレディーに仕立ててみせると約束するわ」
319番組の途中ですが名無しです:2006/03/12(日) 00:49:27.30 ID:ZgwkJnfw0 BE:130691726-#
翠星石「ヤスヒロ!次に会うときは今まで以上に可憐でお上品なニュー翠星石になっているですよ!
     楽しみに待っているです!」
俺「(そんな大げさな・・・)」

ガチャ
真紅「ヤスヒロ・・・」
俺「あれ、もう終わったの?あれ、翠星石・・・」
翠星石「オーッホッホッホ!お喜びなさいヤスヒロ!この翠星石は超高貴なお人形に生まれ変わりましたですわ!
     これも真紅、あなたのおかげに他なりませんですわ!この翠星石はとても感謝しているのですわ!」
俺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
真紅「聞いての通り、失敗ね・・・」
俺「『です』と『だわ』が混ざって『ですわ』になってんのか。・・・なんだかなぁ・・・」
翠星石「さあ、早くお料理をいただきましょうですわ!真紅もヤスヒロも、いつまでもお立ちになっていないで早く座りなさいな!
     ・・・まあ!このお料理、冷めてしまっていますわ!こんなものをこのわたくしに食べさせるだなんてッ・・・!
     ヤスヒロ!わたくし作りたてのパンが食べたくなりましたわ!作ってくださるかしら」
俺「え?て、手作りパン?俺そんな技術ないんですけど・・・」
翠星石「パンが作れない?ならばケーキを作ればいいのではなくて!?わたくしを馬鹿にしてるの!?許せませんですわ!」
俺「これちゃんと直るんだろうな・・・」
真紅「寝て起きたら直っているでしょう。・・・では、わたしはそろそろ帰るわ」
俺「え!?ちょ、ちょっと、最後まで責任取ってくれよ!」
翠星石「あら真紅、もうお帰りになるの?帰りはお気をつけあそばせ!ヤスヒロ、なにをしているのですか!?
     わたくしはケーキが食べたくて仕方ありませんのよ!あなたは早くケーキを作る作業にお入りなさいですわ!」

だって。
その日はやたらワガママお嬢様で扱いが大変だったよ・・・。
寝て起きたら元に戻っててホッとしたよ。
もうコリゴリして「やっぱり翠星石は自然なままがいいよ」って言ったら何か喜んでたよ!
よくわからんけど良い方向に転がったんじゃないかな、多分。俺は幸せ者だなあ!\(^o^)/