大阪府八尾市で2003年6月、ヤミ金融業者の取り立てを苦に夫婦ら3人が心中した事件で、
府警や長崎、沖縄県警などの合同捜査本部は、ヤミ金融「友&愛」のメンバー7人を束ねる
グループリーダーが、福岡県出身の男(34)であることを突き止めた。
鹿児島県・奄美大島出身の川畑将容疑者(25)(指名手配)が「店長」役、その下に逮捕された
6人が「口座調達」「融資審査」「勧誘・取り立て」の各担当に分かれていた役割分担の詳細も判明。
捜査本部は、当時の活動実態についても解明を進める。
リーダーの男は、捜査本部が渡航記録を調べたところ、夫婦が心中した約1年後の04年6月11日に
ルーマニアへ出国していたといい、足取りを追及している。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_06030905.htm