【アメリカも】米版センター試験「SAT」、機械不具合で4000人採点ミス
日本の大学入試センター試験に相当する米国のSAT(大学進学適性試験)で、昨年10月に受験した
学生のうち約4000人について、答案の読み取り機の不具合で実際より低い結果が出ていたことが
わかった。テストを監督する大学入試委員会が8日発表した。結果はすでに利用する各大学に
伝えられているため、委員会は大学に結果の間違いを通知し、受験生本人にも知らせるという。
AP通信によると、読解、筆記、数学の3科目2400点満点のテストで、最大130点の間違いが
あったという。ニューヨーク・タイムズ紙は、採点の通知を受けた受験生が再確認を求めて
間違いがわかったと伝えた。SATは年度に7回実施され、220万人が受験する。今回の受験生は
約50万人。試験結果に基づいて大学によっては選考や学部への振り分けが進んでいたため、
受験生や大学に混乱が予想される。
http://www.asahi.com/life/update/0309/005.html