ファストフードなど外食チェーン各社が従来の半分以下といった小規模な店舗の出店に力を
入れている。都心部を中心にオフィス需要が上向き、出店用の物件不足や賃料の上昇が
目立ってきたためだ。メニューや店内設計などを見直すことで店舗効率を高め、より柔軟な
出店につなげる狙い。今後、他業種との間でもこうした「すき間」物件争奪が激しくなりそうだ。
全国に約180店開くハンバーガーチェーン大手のフレッシュネス(東京・港、栗原幹雄社長)は
約50平方メートルと、広さが従来の半分程度しかない小型店の出店を始めた。このほど東京・
神宮前に1号店をオープン。来年度中に開店を予定している50店のうち半数程度を小型店とする。 (16:15)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060304AT2F2200804032006.html