「IP電話」は、ブロードバンドのインターネットを使って音声情報を伝えるもので、
固定電話に比べて割安なのが特徴です。
総務省が行った調査によりますと、去年12月末の時点で、「IP電話」の契約数は、
前の年の同じ時期よりも35%あまり増え、およそ1060万件と、初めて11000万件を超えました。
これは、このところ減少が続いている固定電話のおよそ6分の1にあたります。
現在、ブロードバンドの中心のADSLを使った「IP電話」は、加入先によっては110番や
フリーダイヤルなどつながらない番号があるといった制約がありました。
しかし、光ファイバー網の整備に伴って、固定電話並みのサービスが提供される
「光IP電話」の利用が拡大していることから、通信各社では、「IP電話」は今後、
さらに普及が進むとみています。
ソース
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/03/04/d20060304000040.html