国土交通省などが発注した自動車専用道路「能越(のうえつ)自動車道路」の橋脚の
基礎杭(くい)工事偽装問題を受けて、国交省は、問題の橋脚以外に杭が設計基準より
細かったケースがなかったかを確認するため、全国調査に乗り出した。
同省は調査結果を分析したうえで、来週中にも再発防止策を取りまとめる方針だ。
今回の問題では、杭頭部分の太さが設計基準の1200ミリに達せず、最大で1割細くなった
ことから、工事業者が、同省の検査対象となる杭頭部の直径を太くする偽装工作を行い、
検査をすり抜けていた。
http://www.ocn.ne.jp/news/data/20060304/y20060304ic01.html