三井物産、タイ・チョーカンチャングループに出資　水道事業で提携

三井物産は28日、タイ西部で上水道事業を展開するタイ・タプウォーターサプライ社（TTW）の
株式35％を取得すると発表した。取得先はTTWの95％の株式を持つタイ建設大手、
チョーカンチャン社（バンコク）グループで、金額は約110億円。三井物産は電力や水道など
インフラ事業を重点分野に位置付けており、チョーカンチャンと連携してアジアで水関連事業を
拡大する。

TTWはバンコク西方のナコンパトム県、サムットサコン県向けに2004年から上水を供給している。
日量32万トンの処理能力を持つ浄水場を運営、両県への配給を手がける地方給水公社に一括卸売り
している。三井物産はTTWのチョーカンチャンに次ぐ2位株主となる。

三井物産はトルコやメキシコで水関連事業を展開している。 (21:00)

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060228AT1D2807U28022006.html

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