日本生命保険、農林中央金庫、明治安田生命保険などは三菱UFJフィナンシャル・グループが
国から優先株の形で受け入れている公的資金(残高8205億円)のうち元本ベースで3000億円程度を
3月中に肩代わりする。今夕にも三菱UFJが発表する。
肩代わりの方法をとることで日生、農中などとの関係強化と、自己資本を減らさないことを狙っている。
他の大手グループも肩代わり方式を活用する可能性がでてきた。
預金保険機構が保有する優先株を肩代わりして購入するのは日生など5―6社の投資家・取引先。
三菱UFJは年度内の3000億円の公的資金削減により2006年度上期中の完済を確実にし、完済時期の
さらなる前倒しも視野に入れているもようだ。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060228AT2Y2800128022006.html