【米国】 元看護士に連続11回の終身刑
米ニュージャージー州の地裁は2日、患者22人の殺人と3人の殺人未遂の
罪に問われた元看護師チャールズ・カレン被告(46)に連続11回の終身刑と、
約400年間は仮釈放なしとする判決を言い渡した。
被告は看護師として働き始めた1987年以降、40人を殺害したことを認め、
重症患者の痛みを和らげるため「安楽死させた」と供述していた。近くペンシル
ベニア州の裁判所で7件の殺人と3件の殺人未遂の罪で判決を言い渡される予定。
AP通信によると、被告は致死量の薬物を患者に投与し、10の医療施設で殺人を
繰り返した。被告は、非常に重篤な患者を殺害した、と主張したが中にはそうではない
患者も含まれていたという。法廷で遺族らは被告を「怪物」と呼んで非難した。
http://www.sankei.co.jp/news/060303/kok031.htm 被告は有罪を認め捜査に協力したため、検察側は死刑を求刑していなかった。