地方銀行の東京都内での店舗数が14年ぶりに増加に転じる見通しだ。横浜銀行や東京都民銀行が
出店を加速しているほか、山梨中央銀行や長野県の八十二銀行も都内の店舗数を増やした。
地元の融資が伸び悩むなか、東京で貸し出しを増やす「東京シフト」が鮮明になってきた。
地銀の都内での店舗数は2005年3月末時点で330拠点。今年3月末には334拠点と小幅ながら、
増加に転じる見通しだ。都内の店舗数はバブル期の1992年3月末に過去最高の512となったものの、
その後は閉鎖が相次ぎ、減少し続けていた。今年度は横浜銀、東京都民銀、八十二銀、
山梨中央銀の4行が合わせて10カ所の拠点を新設する。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060225AT2Y2400824022006.html