津で「法則フェスタ」開催。120人が法則の成り立ちを議論。

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 「長く付き合うと、カップルは似てくる」「客が多い店はそれが相乗効果となって、
さらに客が来る」など社会に潜むさまざまな「法則」をめぐる調査結果の発表会
「法則フェスタ」が十八日、津市の三重大人文学部棟で開かれた。

 三重大の人文学部、教育学部などの学生約七十人が個人やグループで研究した
約四十テーマの法則を発表した。学生たちは、恋愛の場面でしっとしやすい人の
法則や、就職したがらない人の法則などを説明。会場の参加者約百二十人と
その法則がなぜ成り立つのかを議論した。

 参加者の投票で選ぶ最優秀の「大賞」には、尾鷲の歴史を考察し、夫が長期間
不在になる遠洋漁業主流の時代から、養殖が盛んになり夫が家に長くいられるように
なった漁業形態の変化が、女性の結婚にどのような影響を与えたかを法則にして
まとめた人文学部四年、山下裕子さんの研究が選ばれた。

 中川正人文学部教授は「山下さんは何度も尾鷲に足を運び、地元の人から話を聞き、
興味深い法則を見つけた点で評価された」と話していた。 (紙山 直泰)

記事引用元:
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060219/lcl_____mie_____000.shtml