「アイスキューブ」南極でニュートリノ発見を 8カ国で2500メートル掘削

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1どようび記者φ ★
南極点近くの氷を深さ2500メートルまで掘り、周囲の膨大な氷を観測装置として利用、
宇宙から飛来する高エネルギーの素粒子ニュートリノの発見を目指す8カ国共同プロジェクト
「アイスキューブ」が、15日までに始まった。

日本から唯一参加している千葉大の吉田滋助教授(宇宙線物理学)によると、ニュートリノが
氷に衝突して生じる微弱な光を、4800個の検出器でとらえる計画。これまでに540個を設置し、
観測を始めた。

2009―10年にはスーパーカミオカンデ(岐阜県飛騨市)の約2万倍の規模となる約1立方キロの
観測装置が完成する予定だが、現段階でも世界最大のニュートリノ検出装置という。

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