フィリピン北部のバタンガス州サントトマスで昨年7月、
日本人の男性会社員が射殺された事件に、
知人の日本人の男らが関与した疑いがあるとして、
警視庁捜査一課がフィリピンに捜査員を派遣するなど、
捜査に乗り出したことが分かった。男性には保険金がかけられていたことから、
捜査一課は保険金殺人事件の疑いもあるとみて、14日に
この男ら7人前後を別の事件で逮捕するなどして全容解明を進めている。
殺害されたのは、東京都在住の会社員、油科(ゆしな)孝章さん=当時(40)。
男は、油科さんと仕事上付き合いがあったとされる50歳代の日本人。
捜査一課やフィリピン国家警察の調べでは、油科さんは
現地時間の昨年7月28日夜、バタンガス州に住む友人に会うため
一人でホテルを出てタクシーに乗った。その後、幹線道路の路肩で
背後から首を撃たれ血を流して死亡しているのを、
ガソリンスタンドの警備員に発見された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000000-san-soci