大分市津留小学校(小石哲史校長、五百九十人)で十一日、
復活開校五十周年記念行事があった。
同小は一八七三年に「津留学校」として開校したが、
一九四五年から十年間、閉鎖。五六年に再び開校した。
開会式で小石校長や冨永大輔PTA会長らがあいさつした。
昨年十一月に児童と保護者が作ったちぎり絵の大壁画を披露。
平和への願いを込めた合唱組曲「ぞうれっしゃがやってきた」を児童全員で合唱した。
グラウンドで児童や津留幼稚園児が青、黄色、オレンジの風船を手に
「つる かいこう 50」の人文字をつくり、合図とともに離した。
空高く上がった風船は青空をカラフルに染め、児童、園児らは小さな点になるまで見守り続けた。
小石校長は「子どもたちは地域の方々に支えられ、伸び伸びと育っている。
これからも夢に向かって頑張ってほしい」と話した。
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