三菱東京UFJ銀行は10日までに、3月1日付で函館法人営業所を開設することを決めた。
同行の前身の旧三菱銀行が1970年に函館支店を閉店して以来、36年ぶりに函館市内の
営業拠点が復活する。法人営業所は中小企業が対象のローン商品に特化した営業拠点で、
道内では昨年6月に開設した旭川に次いで2カ所目。
函館法人営業所は、同市若松町2の明治安田生命保険函館ビル6階に入居し、職員は4人。
預金や為替業務など個人客向け窓口や現金自動預払機(ATM)は設置しない。法人営業所は、
全国では16カ所目となる。
関係者によると、旭川法人営業所の業績が好調で「函館は北海道新幹線着工による波及効果や、
ホテルなど観光施設の設備投資も見込める」という。同行をはじめとした大手行はここ数年、
中小企業向け融資拡大に力を入れている。
道内の三菱東京UFJ銀行の拠点は札幌の2支店、旭川法人営業所に次いで4カ所目。
函館市内の大手行店舗は現在、みずほ銀行函館支店だけ。
2006/02/11 07:33
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060211&j=0024&k=200602113946