ライブドアマーケティング<4759.T>の穂谷野社長は10日夜、経営諮問委員会
(町田幸雄委員長)の設置を受けて記者会見し、ライブドア<4753.T>との資本
関係の見直しや、社名変更などを諮問委で検討していく方針を明らかにした。
特に、子会社のセシール<9937.T>の扱いについては「経営のインパクトが大き
いので、一番慎重に諮問委で取り上げていきたい」と述べるとともに、売却の可
能性にも言及した。
穂谷野社長によると、ライブドアMはセシールの買収資金として300億円をラ
イブドア本体から借り入れている。ライブドアMの現在の資金繰りや現預金残高
に関しての明言は避けたが、セシール株については「場合によっては売却、換金
の可能性もある」と述べた。
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200602110045.html