自民党の厚生労働部会と医療、介護両委員会の合同会議は7日、高齢者の
負担増や新たな高齢者医療制度の創設などを盛り込んだ医療制度改革関連法案の
要綱を了承した。
同法案は、70歳以上で現役世代並み所得の人の窓口負担を10月から今
の2割から3割にし、高額療養費の自己負担限度額も引き上げ。
また08年度からは70〜74歳で今は1割負担の人も2割にするほか、
75歳以上を対象とする新たな高齢者医療制度の創設などが主な内容。
「医師不足は危機に面しており、大きな意味がある」「医師の社会的任務として
経験も必要」などと前向きにとらえる意見の一方で、「やる気のない人に
行かせても、根本の解決にならない」「臨床研修の中身を充実させることで
解決が可能な部分がある」などの意見が出た。
http://www.asahi.com/life/update/0207/007.html