大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」(東京都大田区)によるホテル不正改造問題で、仙台市内
でも法定容積率を超える違法改造などが行われていたことが30日、分かった。建築確認の申請時
に提出された図面を基に、市が実施した立ち入り調査で判明した。市は東横インに対し、改造部分の
原状回復や閉鎖を求める行政指導を行う方針。
東横インは94年にも違法な用途変更を行い、市の行政指導を受けており、その後も不正改造を
繰り返していたことになる。
2005年3月に開業した「仙台中央1丁目1番」(青葉区中央、12階建て)は、1階北側の駐輪場
(65.41平方メートル)が無断でギャラリーに改造されていた。容積率(敷地面積に対する延べ床面積
の割合)は完了検査時に499%だったのに、改造で506%に増え、建築基準法の制限(500%)を超
過していたことが判明した。
駐輪場を廃止した結果、市中心部などの指定区域内で一定規模以上の民間施設を新設する場合に
駐輪場の設置を義務付けている市条例にも違反していた。
2000年11月に開業した「仙台西口広瀬通」(青葉区本町、10階建て)では、身障者用トイレだった
1階のスペースが完了検査後、配膳倉庫に不正改造されていた。建築基準法には違反していないが、
身障者用トイレの設置を努力義務規定としている「市ひとにやさしいまちづくり条例」に触れており、市
は原状回復を要請する。
■河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2006/01/20060131t73038.htm ◆関連スレ
ホテル東横インが二重図面で偽造工事 身障者用施設を検査後に削る
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1138314535/ 【開き直り】東横イン社長ファンクラブ 2【ぶっちゃけすぎ】
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1138443037/