北朝鮮による横田めぐみさん(失跡当時13)拉致事件をテーマにしたドキュメンタリー映画「アブダクション(拉致)」が
米ユタ州の「スラムダンス映画祭」で「観客賞」を受賞したことを受け、拉致被害者家族会と救う会が30日、東京都内で記者会見した。
めぐみさんの母、早紀江さん(69)は「受賞が拉致問題解決へ大きな動きが出てくるきっかけになってほしい」と話した。
また救う会は先月に貧血などによる体調不良で神奈川県内の病院に入院しためぐみさんの父、滋さん(73)が29日に退院したと発表した。
当面は講演などの活動を控え、静養する予定。滋さんは「1日も早く(拉致被害者救出の)運動に復帰できるよう努める」とコメントしている。 (23:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060130AT1G3002930012006.html