俳優チャン・ドンゴンと世界的監督チェン・カイコー、二人の名前だけでも話題を集める映画
『PROMISE』(26日公開)の教訓は「過ぎたるは猶お及ばざるがごとし」のようだ。
逆らうことが出来ない運命への挑戦というスケールあるテーマは、貧弱なストーリーラインによってふらつき、
構成と映像に与える余白の美もスクリーンに穴が開いたような感じさえ与える。
過剰から始まる不協和音のため監督が心血を傾けて作ったと思われる何か所ものシーンで観客は失笑する。
過度な期待は禁物だということだ。
死体が折り重なる戦場で食べ物を漁る少女、傾城(セシリア・チャン)に運命の女神(陳紅)が近付く。
彼女は傾城に「世の中のすべての男から望まれる姫にしてあげよう。そのかわり一生本当の愛を得ることができない」と
悲しい未来を予言する。天から俊足を与えられた奴隷の昆崙(チャン・ドンゴン)は異民族と争った大将軍、
光明(真田広之)を助けて戦争で功をたてる。
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