現職の金子氏がリード 長崎県知事選の終盤情勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060129-00000074-kyodo-pol 2月5日投開票の長崎県知事選は終盤戦に入り、3選を目指す無所属で
現職の金子原二郎氏(61)=自民、公明推薦、社民支持=がこれまでの実績と知名度を生かしてリード、
無所属新人の元インターネット関連会社役員小久保徳子氏(47)が民主党の一部支援を受けて追う展開となっている。
新人で共産党公認の党県委員長山下満昭氏(53)は支持が広がっていない。
金子氏は九州新幹線長崎ルート建設推進を公約に掲げ、2期8年の実績をアピール。
県市長会や医師会など約2400の団体から幅広く推薦を得たほか
後援会名簿も約33万人に達し、組織型選挙を進める。
小久保氏はボランティア選挙を展開。大票田の長崎市を中心に無党派層、女性の支持拡大を狙い、
金子県政への批判票を期待する。民主党は自主投票を決めているが、同党国会議員2人が支援している。
山下氏は公共事業見直しや福祉施策充実を訴えるが、出馬表明の遅れが響いている。