不法滞在の名古屋市のコロンビア人一家5人が23日までに名古屋入国管理局に
強制収容され、24日にも強制送還される可能性が高いことが関係者の話で分かった。
長女(12)は小学6年で、教師らは送還を3月まで延期するよう求める嘆願書を提出し、
「友達と卒業式を迎えさせてほしい」と訴えている。
一家の代理人弁護士らによると、妻(37)は1992年に来日し、
既に不法滞在中だった夫(36)と同居。長女と長男(11)、
二男(3つ)の3人の子供はいずれも日本で生まれ、
日本語しか話せないという。
同弁護士は「(強制収容は)児童に関する措置は児童の最善の利益を考慮すると定めた
児童の権利に関する条約に反する。卒業まで送還を延長すべきだ」と指摘。
早急に執行停止を申し立て、処分の取り消しを求める訴訟を起こす方針だ。
ソース(共同通信)
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