ライブドア関係者が事情聴取を受けた事をライブドアに報告 メール消去
関係者から詳細資料 堀江社長追い詰める
◆昨年秋に捜査班…東京地検
◆消去メール復元へ
「メールがない」。万全の態勢で捜査に着手したはずの特捜部だったが、押収物の解析によって予想外の事態に直面した。
サーバーに残っているはずの電子メールの一部が削除されていた。
地検サイドが最初に疑ったのは、午後4時過ぎにNHKが放映した「強制捜査に乗り出しました」という速報ニュースだった。
この時にはまだ、捜索には着手していなかったが、NHKを見たライブドア側が、実際に捜索に入るまでの約2時間半の間に、
慌ててデータを削除した――というストーリーだった。
だが、後に“真犯人”が判明する。
関係者によると、特捜部が昨年参考人聴取したライブドア関係者が、会社側に事情聴取を受けた事実を伝えていた。
特捜部が「内部通報者」と信じた関係者が、実はライブドアグループ側の人間だった。
特捜部は現在、専門家の協力を得て削除されたデータの復元に努めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000013-mai-soci