理研のテクニシャンがキンタマ感染して個人情報流出7

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971番組の途中ですが名無しです
もう一個妄想小説あったw
 
大切な人がいました。
ずっと一緒にいられると信じていました。
今が永遠に続けばいいと思っていた、そんな頃。
「御所、ですか?」
日が良くさしこむ、家の中でも一番良い部屋。
私、茶野明日花は父である茶野昭三と向かい合って座っていた。
「そうだ。上様がお前を是非にとな。」
「それってウソでしょ?どうせ、後老中のどなたかに言われたのでしょ?」
「む・・・・・」
上様、今の将軍徳川家慶様のご容態が悪化したという噂は、私も聞いたことがある。
後を継がれるのは確か、家定様というお名前だったような・・・・・
ちょっと変わっているらしいという噂もある。
雲の上の人なんて、どうとでも言えるけれど。
「でも大奥に入るのは嫌だなあ・・・・・・」
「明日花、そう言わずに。」
大奥に入ったら、もう二度と出られない。
上様にお仕えするために一生の時間を使う。
女しか居住を許されない、女のための城。
それが大奥。
徳川の夜が明けてからもう200年は続いているだろうか。
そこに側室として上がるなんて。

続く