乳がんと夜間の人口光照射に関連性−米トマス・ジェファーソン大等
米バセット・リサーチ・インスティテュートとトマス・ジェファーソン大学の研究チームは、
先進国における乳がん発生率が発展途上国の5倍も高いのは、
夜間に人口光を浴びる時間が長く、概日リズムに関係するホルモン「メラトニン」
の分泌量が少ないためだとする研究論文を発表した。
報告は「Cancer Research」誌12月1日号に掲載された。
ブラスク氏は「先進国では、夜間に明るい電燈を照らした職場で働く人も多い。
ガンの発生率を抑えるために、
概日リズムを崩さないで済む電燈の開発や
職場環境の整備などを重視する必要が出てくるだろう」と述べた。
http://www.senkensoi.net/ssnet/topic/index.html#anc2